『フランス人は毎日シャンプーしない!』
ほとんどの女性が毎日シャンプーをする日本人からすれば、
ちょっと驚きの事実。
でもそこには、フランスならではのお国事情もあるようです!!
* フランス人は家ではなく、美容院でシャンプーする!?
フランスの女性は30代ぐらいになると、自宅ではなく美容院に行ってシャンプーする人も多いよう。
美容室もカットより、シャンプー・ブローが主流のところもあるようです。
30代になるとある程度お金に余裕があるとはいえ、美容室に行くのはせいぜい週に1回程度。
中には月に1度、美容室に行った時しかシャンプーしない人もいるのだとか。
さすがにそこまで来ると、日本人との意識の違いにびっくりしてしまいますね!!
では、なぜフランス人は日本人のように毎日シャンプーしない文化になったのでしょうか??
背景には日本人からは想像できない、お国ならではの事情もあるようです…
☆1 フランスは硬水のため、髪が傷みやすいから
フランス人になぜ毎日シャンプーをしないか尋ねると、最もよく返ってくる答えが「髪が傷むから」なのだそうです。
実は日本とフランスでは、水道水の水質が違います。
日本の水道水はカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンが少ない軟水であるのに対して、
フランスの水道水は金属イオンの含有量が多い硬水なのです。
硬水で髪を洗うとギシギシした質感になったり、ごわついてボリュームが出たりするので、
毎日だと確かに髪が傷んでしまいます。
それに皮膚や頭皮にもよくないのだとか…。
☆2 気候が乾燥しているため、毎日洗わなくてもべとつかない
フランスと日本の気候の違いも関係があります。
日本はどちらかというと湿気が多くジメジメしていますが、フランスの気候はとても乾燥してしまいます。
そのため、毎日髪を洗うと潤いがなくなってパサパサになってしまいますし、頭皮の脂肪が過剰に落ちてフケも増えてしまいます。
また、乾燥気候だとさほど頭皮に脂が浮いてこず、
べとついたりしないのも、毎日洗わない理由の一つと言えるでしょう。
– つづく –