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Kaori Koyama

冷え性も改善!?『温活』- 食編 – その2

Kaori Koyama - 2021年11月19日

前回ブログの続きをご紹介します♪

☆ 無理なダイエットが招くエネルギー不足 ☆

成人女性は、同じ身長・体重の男性に比べ、筋肉量が10%ほど少ないため、
体内で作る熱の割合もそのぶん低いのですが、男女とも午後の高くなったときの体温は同じくらいです。

作り出す熱の量が少ない女性が、どうして男性と同じ体温を維持できるかというと、女性の場合は男性よりも体脂肪の割合が約10%高く、
体脂肪が断熱材の役割をすることで、熱産生量の少なさをカバーしていることがわかっています。
つまり、適正な体重で適度な筋肉と体脂肪を保つことはともに、女性が体温を維持するために欠かせないのです!

冷え性は更年期にも多いのですが、実は若い女性にも多く認められ、その原因は無理なダイエットによる摂取エネルギー不足と、筋肉・体脂肪の減少、
そしてその結果としての女性ホルモンのアンバランスだと考えられます。

☆ 体を温める食物と、冷やす食物を使い分ける ☆

古来より中国では、体を温める性質を持つか、冷やす性質をもつかという観点から、
すべての食べ物を「熱・温・平・涼・寒」の5つに分類し、これを「食性」と呼んでいます。

おおまかには、温・熱をまとめて「温性」、寒・涼をまとめて「冷性」とし、「平」とあわせて全体を3分類して、
冷え性の人は、温性の食物を多めに、冷性のものを少なめにとるといいでしょう!

☆ 食性を利用して、体のバランスをコントロールする ☆

大切なのは、食性を利用して、体のバランスをコントロールする事です。
冷え性だからといって体を温めるものだけ食べればいい訳ではありません。

体を冷やす食品は鎮静作用もあるため、 火を通したり、体を温める食品と組み合わせて、上手にバランスをとりましょう!
体を温める食べ物(陽)、中間の食べ物(平)、体を冷やす食べ物(陰)は次の表のように分類されます。

温性の食事は、体を温めるだけでなく冷えた状態から回復しやすくしてくれるので、
すぐにできる『温活』です♪

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