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Kaori Koyama

美髪豆知識✦㉙

Kaori Koyama - 2019年12月25日

冬って、髪や頭皮のトラブル多いですよね・・・

例えば、
乾燥、フケやかゆみ、抜け毛
などなど…

冬に髪がパサパサになる・かゆみが出るのは、乾燥や静電気が原因です。

冬は、湿度が20〜30%まで低くなります。空気自体が乾燥しており、髪から水分が抜けやすくなります。肌と一緒ですね。髪は、12%前後の水分を含んでいる状態がいちばん「潤っている状態」です。

しかし、乾燥で7%以下になると、水分不足となりパサパサになってしまうのです。そして、乾燥により髪のキューティクルがはがれると、そこから水分やタンパク質が出ていってしまい、髪のツヤも失われてしまうのです。

髪の毛の乾燥は、空気の湿度が下がることだけでなく、暖房やお湯を使うことでも起こります。

寒いからといって、暖房の設定温度を上げすぎてしまうと、空気中の水分を蒸発させ、結果として髪の毛の水分も奪われてしまいます。特に、仕事で1日中室内にいることが多いネイリストさんは、注意が必要ですね。

また、シャンプーのときに、熱めのお湯を使用することもヘアトラブルの原因になることがあります。シャンプーは頭皮の余計な油分や、汚れを除去してくれますが、お湯の温度が高すぎると、頭皮の潤いを保つ油分を取りすぎてしまう可能性があるのです。

乾燥を防ぐために必要な油分量を保つには、40度程度のお湯を使用することをオススメします。

ドライヤーは、熱風を当て、髪を乾かします。つまり、水分を蒸発させている状態のため、髪の内部の水分もどんどん吸収してしまいます。長時間、ドライヤーを同じ箇所に当てていると、そこから水分が抜けて乾燥した状態になります。

ドライヤーを使用する際は、髪に風を当てようとするのではなく、地肌を乾かすように意識してみてください。また、ドライヤーの前に、ある程度の水分をタオルドライしてことも大切です。

ドライヤーをかける時間が短縮できますし、熱風があたる時間も減るため、髪へのダメージを軽減することができます。

– つづく –

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