前回ブログのつづきをご紹介します☆★
*常在菌のバランスが崩れる原因*
無数に存在する常在菌は相互のバランスが崩れたときにトラブルが生じます。
常在菌のバランスが乱れる原因として、ヘアケアに関わる生活習慣が大きく関係しています!
頭皮や髪の毛を清潔に保てない状態が続くと、常在菌が異常繁殖する可能性があるので注意が必要です。
例えば、洗髪しない状態が続くと頭皮に皮脂が残り、常在菌がそれをエサとして異常繁殖することがあります。
また、頭皮に多く残った皮脂が酸化すると臭いの原因にもなりかねません。
整髪料やシャンプー、コンディショナーの洗い残しも頭皮に炎症を招く可能性があり、そこから脂漏性皮膚炎に繋がることも考えられます。
その他にも、洗髪後に髪を乾かさず濡れたままの状態でいると雑菌やカビの繁殖が活発になり、フケやかゆみの原因に繋がりやすくなるともいわれています。
また、市販シャンプーの中に多く含まれている洗浄成分「高級アルコール系界面活性剤」は、洗い上がりをさっぱりさせるため強い洗浄力を持っています。
髪を清潔に保つのは良いことですが、1日に何度もシャンプーすると、必要な常在菌まで洗い流すことにもなりかねません。
肌のバリア機能を担う常在菌が余分に洗い流されてしまうと、外部刺激に対する頭皮のバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下した頭皮は、乾燥や外的刺激から逃れるために皮脂を過剰分泌しようと働きかけますが、前述の通り皮脂の過剰分泌は頭皮環境の悪化に繋がる可能性があります。
そのため、必要以上にシャンプーをせず、またシャンプーを選ぶ際は洗浄成分にも気をつけると良いでしょう!
中でもアミノ酸系界面活性剤を使用したシャンプーは、頭皮に優しい成分でできているものが多いので、皮脂や常在菌を過剰に落とすことがなく安心して洗髪できるのではないでしょうか??
常在菌のバランスが崩れると頭皮トラブルの原因にもなりかねないため、正常に保つことが重要です!
そのためにも、ヘアケアに関する生活習慣の見直しは大切なことだといえるでしょう。適度な常在菌の維持は頭皮トラブルを防ぐことだけではなく健康的な育毛を促すためにも有効です!!