乾燥の季節と共にやってくる、『静電気』
着替えるだけでも、ドアノブにさわるだけでも、手元や顔周りでパチパチ…
いつの間にか、髪まで静電気を帯びて アホ毛がフワフワ…
そんな冬場の静電気に悩まされている方、少なくないはず。
ではなぜ、髪の静電気は起きているのでしょうか??
そもそも『静電気』とは…
人も含めこの世のあらゆるものは全て、
プラスとマイナス 2種類の電気を持ち合わせています。
通常はプラスの電気もマイナスの電気も同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っています。
しかし、性質が異なるものどうしが触れると、そのバランスがあっさりと崩れてしまいます!
この、「プラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れた状態」が「静電気」と呼ばれています。
静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、
異なる性質のものに触れたり 近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が「放電」されます。
これにより、パチッと指先に痛みを感じたり
髪の毛が顔にまとわりついたりするのです!!
ではなぜ、静電気は『冬』に起きる事が多いのでしょうか??
☆1
静電気が起きやすい環境として、
「湿度が40%未満」が目安と言われています。
夏場に静電気を感じたことがほとんど無いのは、
湿度の高さに加え、暑さにより身体が汗をかいているため、自然と静電気を帯びにくい環境になっているのです!!
しかし、湿度も気温も低くなってくると 汗をかくことも少なくなり、
屋内でも暖房などによりどんどん乾燥していくばかり…。
冬場に静電気の影響を受けやすいのは、当然ですね(T_T)